ヴィトックスα、短小、包茎、ED、早漏……最も女性に嫌われるのは？

まずは自己紹介するわね。
アタシの名前は「両刀美杏」（りょうとう　びあん）。
職業は「セックス・カウンセラー」。
つまり君たちのような人の相談に乗る仕事。
このサイトに来るのはほとんどが男性で、揃いも揃って下半身にコンプレックスを持っているのよね？
え、「そんなことはない」って?
嘘はいけないわ。
最近のトレンドとして「不倫男」と同じくらい「嘘つきな男」は女性に嫌われるのよ。

それにコンプレックスの一つも持ってない人間なんて、薄っぺらなお調子者に決まってるわ。
悩むというのは、己を省みることができること。つまり「頭を使ってる証拠」なのよ。
古来より賢人と称される人物はみんな悩んで大きくなったの。
もし太宰治にコンプレックスがなかったら『人間失格上等！』って作品書いてるわよ。
そんなヤンキー漫画みたいな小説、読みたい？

（1）「物足りない」のと「傷ついた」のでは全く違う。

というわけで、記念すべき第一回は「短小、包茎、ED、早漏の中で、女性に一番嫌われるのは？」というテーマね。
女のアタシには理解できないけど、男は必要以上に気にするみたいで、ヤフーの知恵袋にもこの手の相談はとっても多いのよ。
でもベストアンサーを見る限り、決定的な結論は出ていないようね。
当たり前よ。
「女性」っていってもJKと熟女では違うし、性格や性癖によっても全く違うからね。
それに「嫌われる」っていうのも色んな種類があるのよ。
たとえば、男性に「短小」、「包茎」、「ED」、「早漏」の何らかの要因があって、それが元で破局に至った場合、女性の心理は次のように推測されるわ。

A.男性のセックスが物足りなかった。
B.女性の心が傷ついた。

具体的にいうと、「女性が気持ちよくなる前に射精した」というなら「A」になるし、「女性の方から誘ったのに抱こうとしなかった」というのが原因なら「B」になるわけ。
どちらも男性側からしたら「嫌われた」ということになるんだろうけど、両者は全く正反対なものよね。

でも、自分のペニスに劣等感を抱いている男性って、往々にして「A」のことばかり考えてるのよ。
要するに「ズルムケ巨根で、いつもギンギンで精力絶倫なら、女に嫌われることはないだろう」って思いこんでるわけ。
それって女をバカにしてるよね。ってゆーかエロ本の読みすぎじゃない？
実際、アタシも「経験人数3ケタ」を豪語するヤリチンと関係を持ったことがあるけど、セックス自体はいたって普通だったわよ。
でも、常に「女性の心理」を考えていたわ。
「どうすれば女性が気分良くなれるか」ってことをね。
まあ、そいつは一人の女性を満足させるより、数多くの女性と関係を持つことが生きがいみたいだったから、それを真似しろとは言わないけど、参考にできる部分はあるわね。

（2）なるべく女性に嫌われないための対策

●短小の場合
そもそも大きいか小さいかっていうのは、「相手の女性との比較」によるのよ。
女性器だって大きさや深さは千差万別だから。
「大は小を兼ねる」っていう諺は、人間の体に関しては当てはまらないの。
だから、「ペニスが大きければ女性は喜ぶ」という先入観は捨てること。
女は男よりも性感帯が多いんだから、それを使えばいいの。
ピストン運動をしながら、乳首を愛撫したり、クリを刺激すれば、ぺニスが小さくても相手を感じさせることができるのよ。

●包茎の場合
言っておくけど、ほとんどの女性はペニスに皮がかぶってようが剥けていようが、気にしないから。
逆に「包茎のほうが子供のオチンチンみたいで安心する」っていう子もいるくらい。
勃起すると苦痛が伴う真性包茎なら手術が必要だけど、仮性包茎なら恥垢さえ気をつければ問題なし。

●EDの場合
これは場合によっては女性を傷つける可能性もあるわね。
大切なのは「私の体に魅力がないのかな？」と思わせないようにすること。
バイアグラや勃起サプリを飲んでもいいし、事前に「俺って昔からED気味なんだよね」とフォローしておけばいい。
そうすれば、たとえ上手くいかなくても相手は責任を感じないからね。

●早漏の場合
これも工夫次第で何とかなる問題。
女性を満足させたいなら、舌技やフィンガーテクニックを磨いて、挿入前にイカせればいいだけ。
挿入時間が短くても、愛撫が丁寧なら、女性としては不満はないからね。

結論。
アタシの経験で言わせてもらうと、一番嫌なのは「巨根で遅漏の男」。
勿論、それを喜ぶ女もいるけど、普通サイズの女にとってはハッキリ言って苦痛でしかないのよね。