ヴィトックスα、スケベ男子なら知っておきたいエロ犯罪～盗撮

アタシはレンタルビデオ店に行った時、よくアダルトコーナーを覗くんだけど、いつも感心するのが「男の性的嗜好って本当に多種多様なんだなぁ」ってこと。
バラエティにも出てるメジャー女優の作品から、素人のナンパ物、ロリ系、熟女系……と女性のタイプも様々だけど、シチュエーション別にも色んなジャンルがあるわ。
その中には「盗撮モノ」の棚もあって、多くの作品が並んでいるところをみると結構なニーズがあるようね。

（1）盗撮マニアの屈折した心理

そういうDVDを借りる人って、やっぱりオナニーのおかずにするんだろうけど、それはつまり盗撮された女性の裸や下着姿を見て、欲情する男性が多く存在するってことよね。
うーん。女性からすると、なかなか理解できない感覚なんだけど。
だって裸や下着姿なんてノーマルなAVでも観られるわけでしょ?
それなのに、歯がゆい固定アングルで、不鮮明な映像をわざわざ観て興奮するんだから。
きっとそんな男性は「リアルで無防備な女性の姿」というのが大好物なんでしょうね。
たとえば女性の場合、お風呂から上がると膣内に入ったお湯が出てくる時があるので、脱衣所で股間にティッシュを挟んでパンティーを履く人もいるんだけど、そんな仕草もズリネタになるんでしょ?
女はないなぁ。そーゆー感覚。
たしかに好みの男性を陰から観察したらドキドキするけど、逆に格好悪い姿を見てしまったら幻滅することもあるからね。
ダルダルに伸びた白ブリーフを履いてたり、ティンコの先にティッシュが付いてたりしたらもう最悪！

（2）一線を越えると前科者になることも!?

人間のフェティシズムは様々だし、アタシも変態性に関しては他人にとやかく言える立場じゃないから非難はしないけど、怖いのは歪んだ願望がエスカレートすることね。
盗撮ビデオを買って楽しんでいるうちはまだいいんだけど、それに満足できなくなった時がね。
市販の盗撮DVDはヤラセの可能性もあるけど、自分自身で撮影したら100％本物なわけだから。
でも「盗撮AVマニア」と「盗撮マニア」は全く違うの。
前者はただの愛好家だけど、後者は犯罪予備軍だから、この一線を越えるとレッドカードよ。
靴の先にカメラを仕込んだり、女子トイレにカメラを仕掛けたり、女性にカメラを持たせて更衣室内を撮影したり、女装して女湯に潜入して捕まった人もいるけど、たとえ凶悪犯罪じゃないとはいえ、捕まった時の世間体を考えるとリスクは大きいわよ。
「とにかくヤフーニュースに載るのが夢！」という人なら止めないけどね。

（3）盗撮グッズは購入するのも注意が必要

地方自治体によって多少の違いはあるけど、盗撮は「迷惑防止条例違反」になるわ。
さらに、トイレや銭湯といった公共施設内で盗撮した場合は、それより罪の重い「建造物侵入罪」で罰せられることもあるの。
また、撮影対象が未成年だったりしたら「児童ポルノ禁止法違反」で刑事罰になることもあるから、頭に入れておいてね。
ちなみに2014年、つま先にカメラを仕込んだ靴をネット販売していた業者が逮捕されたんだけど、この時の容疑は「迷惑防止条例の幇助」、つまり「盗撮犯をアシストした」ということね。
でも業者が捕まっただけでなく、警察は購入者のリストも押収し、そのうちの36人の自宅を訪ね、23足の「靴カメ」を回収したそうよ。
警察の言い分としては「カメラを付けた靴なんて盗撮以外に使い道がないから」なんだって。
たしかに購入者もそう言われると反論できなかったでしょうね。
いまだに通販では盗撮に使えそうなグッズが販売されているけど、悪用する気がなくて購入したとしても、同じ商品を使って盗撮した人間が逮捕されたりしたら、眼つきの鋭い男たちが家庭訪問に来る可能性があるから、気を付けてね。